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28件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2020-05-19 第201回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

実用化には、放射能を浴びる中で高温に連続して何年も耐えられる炉壁開発など、結構時間のかかる研究開発が必要などの課題もありますけれども、これらの研究開発研究者技術者が夢を持って課題に取り組むことができるような環境整備を進めてもらいたいというふうに思っております。  次に、新型コロナウイルス感染症による影響について伺います。  

古田圭一

2019-04-11 第198回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号

核融合の前提となるプラズマ状態は、プラズマ炉壁に直接触れただけで不純物がまじったプラズマは冷えてしまい、融合反応はとまる、比較的安全な技術だと言えます。  現在、実用化が目指されている核融合は、トカマク型であります。プラズマ状態の重水素とトリチウムを反応させて、ヘリウムと中性子エネルギーを生み出すタイプであります。  

吉田統彦

2019-04-11 第198回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号

猛烈な中性子エネルギーが、その包み込む商業動力炉炉壁にダメージを与えていくわけですよ。  これに関して、これも課題としてしっかりきのう言っておいたんですが、これ、可能ならどうやって実現するかを、今、国際核融合材料照射施設、IFMIFにおいて開発が進められていると聞いておりますが、この点はどういうふうに考えて、ここがかなり大事なポイントになると思うんですね、実現に向けて。  

吉田統彦

2011-11-24 第179回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第5号

お話はかわりますけれども、にわか勉強で恐縮でありますが、しかし、核融合時に発生する中性子核融合炉炉壁を傷める、こういうことがあると言われています。そうすると、実用化した炉が、材質によりけりで、どのぐらいの年数もつのかということになってくる部分もあるのかなというふうに私なりに考えるんですけれども、それは、先ほどのコスト・ベネフィットの問題にもかかわってくる。

柿澤未途

2004-11-12 第161回国会 衆議院 内閣委員会 第6号

ただ、まず、ITERに使う材料のことから申し上げますと、ITERに使いますこのブランケット材料あるいは炉壁材料、これにつきましては、既にこの間の関係各国によります研究開発の結果、十分信頼性のあるものができておりまして、ITERを建設する上では材料の問題は十分対応できるというのが関係六カ国のコンセンサスでございます。  

坂田東一

2001-06-13 第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号

ただ、先生指摘のとおり、将来核融合から実際にエネルギーを取り出す装置をつくるということになりますと、そこにおける中性子の量も多くなりますし、やはり炉壁耐熱性あるいは低放射化材料ということが必要になりまして、ITERで使われる予定のステンレス鋼では、それ以降のエネルギーを取り出す装置については難しいのではないかという意見が多いということでございまして、その点は専門家の中でも議論が行われております。

今村努

2001-03-01 第151回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号

そして、今、二十年ずっと大丈夫だというお話だけれども、実際には三年に一回ぐらいの炉壁交換が必要になってくるということは、これはいろいろなところで皆さんおっしゃっておられるので、実は六カ月に一回ぐらいの交換が必要じゃないかという話だって専門家の間ではあるわけで、そうすると、交換のたびに維持その他で物すごいコストのかかる実験装置なんだということも指摘しておきたいと思います。  

吉井英勝

2001-03-01 第151回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号

ITER炉壁、ブランケットは、かつて科学技術庁の方から伺ったところでは、二十年間の実験期間中に交換は必要ないように設計されている、そういう説明でした。そのような材料開発はもう済んでいて、五年なり十年なり実際にこれを使用して高速中性子照射を受けて、それでも何も問題が起こらなかったという実験データがきちんとあるのか。

吉井英勝

1999-08-10 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第12号

発生の部位で見ますと、ボイラーの炉の炉壁管が最も多うございまして、全体の約半分を占めております。これを含めまして、火力の場合はほとんどが小口径の配管となっております。これを原因で見ますと、配管の外側からいわゆる磨食、エロージョンと言っておりますが、これが最も多くて全体の二三%、疲労によるものは一三%ぐらいになっております。  

佐々木宜彦

1999-04-27 第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第9号

特に炉壁をどうするか、専ら我々は火をつけるところを一生懸命やっていますが、エネルギーを出すところまでは一生懸命なんですが、それを入れる入れ物などの研究はまだまだ十分ではない、こういうところを積み重ねていかなければならないと思っています。  そこで、国際的なITERをどう考えるか。これはなお三極による二年間の研究をじっと今見詰めているところであります。

有馬朗人

1991-04-23 第120回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号

もっともこの図を見ると、炉心槽というか、このパイプの左の方に細い層で区切っていますから、これを越えて水が出るならここの場合は炉壁に伝わるわけはない、こういう配慮はあると思うのですね。  そこで、左側の安全注入管台、これはECCSの冷たい水が上から来て、そして入り口の配管の中に入ってこれが中へ入ると思うのですが、このときにつぎ込まれた冷たい水は左へ行くのですか、右へ行くのですか。

辻一彦

1991-04-23 第120回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号

そこで、同様の関係なのですが、ECCSが働いて冷たい水が入ってくる、そのときに冷たい水が炉壁等にずっと伝わったりすれば熱衝撃が起こると思いますが、それについてどういう状況であったかということについて二、三お尋ねしたい。これは通産の方から出してもらった資料で、原子炉の図がまず一枚目にありますから、ちょっとこれを見ながら質問をいたしたいと思います。  

辻一彦

1987-09-01 第109回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号

というのは、実物と同じ形の炉で、電気ヒーター加熱等によりまして運転と同じ温度圧力条件のもとで水位低下をさせたところにECCSを注入してみると局部の温度がどういうふうになるかということがわかるわけですから、そのような実験をやって炉壁がそういう中性子脆化の現象で弱っておるような状態の中にあるときには、それを確認をしていくというやり方が必要ではないだろうかと思うのですが、そういうようなことをおやりになる

村山喜一

1987-09-01 第109回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号

一つのプラントの解析の例というようなことで御理解いただきたいと思いますが、炉壁温度は水の温度に依存するというようなことで、炉内の水の温度がどんな形に変化していくかということで御説明させていただきたいと思います。  まず事故発生しました状態におきまして、一応冷却材温度が二百九十度弱でございます。

山本欣市

1987-09-01 第109回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号

○村山(喜)委員 注入しましたときの炉壁温度は何度になるということで想定しているのですか。今温度は言いませんでしたね。緩慢な形で推移していくということでぼかしているんだが、皆さん方実験をし、あるいはコンピューターに入れて作業された数値をお持ちだろうと思うのだけれども、そのときの高圧水を注入したときの炉壁温度がどういうふうになると見ているのですか。

村山喜一

1986-05-20 第104回国会 参議院 科学技術特別委員会 第12号

——アメリカにおきまして最近原子炉壁中性子による脆化が起こっている、特に圧力容器の脆化ということが問題になっているということで、これは衆議院でも議論になったそうでありますが、そうした中で特にこの脆化の問題は、材質の中に含まれている銅の含有率一つ大きく左右をする、こういうことのようでございまして、私の方もそれでは銅の含有率について各原発でどの程度のものになっているか調査したものがあればということで

稲村稔夫

1986-05-06 第104回国会 衆議院 科学技術委員会 第14号

そういうような意味原子炉壁材質欠陥があるんじゃないかということが指摘をされて、しかもそれはテストピースによって検査をしているから大丈夫だ。ところが、テストピースは中に入れたって、それには張力が働かないからそれを幾ら調べてみたって材質が脆弱になっているかどうかわからないのに、それをやっているから気休めに大丈夫だと言われても、科学的じゃないのですよ。  

村山喜一

1986-05-06 第104回国会 衆議院 科学技術委員会 第14号

それで運転をすると炉壁には常時平方メートル当たり千五百トンの張力がかかるわけですね。それだけの大きな圧力が、内圧による張力発生をする。ところがテストピースは、その張力の試験にはならぬのですよ、そこに入れてあるだけですから。とするならば、特に問題になりますのは、溶接部分等については熱応力等がかかりやすいわけですね。

村山喜一

1986-05-06 第104回国会 衆議院 科学技術委員会 第14号

なお、原子炉壁周辺主要配管中性子化等が予測された以上に早く進行をして、地震国では特に危険であるという、これはちょっと前の記事でございますが、アメリカ原子炉十三基が危険だ、原子炉壁材質欠陥が出てきているので加圧水型についてもアメリカでは監視体制に入っている、あるいは冷却水流出事故原子炉破裂のおそれがあるというような記事が出てまいりまして、それに対応して日本でもいろいろ指摘をされた科学的なデータ

村山喜一

1984-04-24 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第12号

三菱がつくりましてそして今日に至っておるわけでございますが、まず第一に、炉心構造の中から舶用炉であるという意味において燃料棒とそれから炉壁の間の空間が非常に狭い。そういうような構造物になっているからこそ、高速中性子が飛び出してくるというような現象炉自身構造的に持っているのではないか、これが第一点の疑問でございます。  

村山喜一

1984-04-20 第101回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第3号

最近といってもいいと思いますが、八一年の七月九日、読売の夕刊では「原子炉壁材質欠陥 加圧水型、米で監視体制」という見出しで、「アメリカ発電用原子炉の主流を占める加圧水型原子炉の約二十基について、ステール製炉壁材質的にもろくなる欠陥があり、米原子力規制委員会が特にこれらの原発を対象に注意深く監視する体制をとっていることがわかった。」

菅野久光

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